マリアハープ×クラシックギター

「片手でも演奏できるバリアフリー楽器」のコンセプトで生まれた楽器「マリアハープ」。

その考案者で演奏家のマリア味記子さんと初めてのコラボライブを、6月17日(土)に開催しました。

マリア味記子さんは、マリアハープの教室を主宰され、関東から九州まで生徒さんがいらっしゃいます。

ハープも最初に作られた小さなタイプ(下の写真)から、最近使われているディタルハープタイプその次の写真)の大きな楽器まで、これまで色々な楽器を考案し、本格的なギター製作家の手によって形にされてきました。

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リサイタル2023を開催しました!

年明け早々の1月7日(土)に、たくさんの方にご参加いただきギターリサイタル2023を開催することができました。

お天気がいまいちで雨も少々降っており、お運びいただいた皆様にはご足労をおかけしました。

そんな中でもお越しいただいた皆様、そしてスタッフの皆さんに感謝です!

今回でリサイタルも8回目。10回の節目が見えてきました。これからも頑張って精進したいと思います。

今年も一年どうぞよろしくお願いします。

 

※早速youtubeに演奏動画をアップロードしました。よろしければご覧下さい。

https://youtube.com/playlist?list=PLuSdgpc6aV3vLVZ_BfqdqYNv_-D7_fMOi

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3年ぶりの発表会

コロナで途切れていた教室の発表会を3年ぶりに開催しました。

この間、生徒の皆さんもそれぞれ練習に励んでおられましたが、やはり人前で演奏する機会ができると必死度が変わりますね。

今回の発表者は5人とやや少なめでしたが、ソロに二重奏、三重奏と、それぞれが複数曲にチャレンジされたことで、充実した1時間半のプログラムとなりました。

 

まず最初はソロ(独奏)の部

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絵本と音楽のライブツアー2022開催!

コロナ過で2020年、2021年は開催されませんでしたが、ようやく3年ぶりに「絵本と音楽のライブ」企画が再開しました。

今回は最初から数えて10回目の節目。私は5回目からの参加で(それまでは共催の団体スタッフとして参加していましたが)、最初から続けて来られたピアノの藤田さん、そして読み聞かせグループの皆さん、図書館スタッフの皆さんに感謝しつつ参加させてもらっています。

今年の演目は10回記念ということで、過去の演目の中から読み聞かせグループ各団体の代表と我々演奏班と図書館スタッフで話し合って選んだ4冊の絵本を、それぞれ上演の時に合わせた音楽で再現しました。とはいっても私が参加したのは半分、もう半分は新規で、当時はチェロが演奏していた部分をギターで(多少変えていますが)演奏しました。

10月16日に青山図書館、1か月とび11月19日吉川図書館、20日中央図書館と、いずれも感染防止対策のため普段より少なめの定員でしたが、いずれの会場も早くに申し込みが定員に達したそうで、ありがたいことです。

各会場まわる中、最初は3年ぶりということもあり緊張していましたが、どの会場でも子供達が前の方で食い入るように参加してくれている姿に励まされ、徐々に感覚を取り戻していきました。

最後は慣れてきたころに終了。もう少しやりたかったな、との気持ちを持ちつつ、来年もまたがんばりたいと思いました。

 

共催の「図書館ともの会・三木」ブログのほうもご覧下さい。

http://libraryfriendsmiki.blogspot.com/2022/11/3.html

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備前市いんべ会館ギターコンサート

今日は岡山県備前市伊部にて、約1時間のギターコンサートを開催していただきました。

伊部は「いんべ」と読み、備前焼の産地で、沢山の窯元さんが密集した地域ということを今日行って初めて知りました。

 

様々な学びと交流の場を提供されている「紅茶カフェ」というグループと「いんべ会館」に共催いただき、中心の橋井さんをはじめ、スタッフの皆さんのご尽力で40名近い方にお集まりいただくことができました!

 

初めての場所はとても緊張しますが、のどかな風景とお集まりいただいた皆様の雰囲気で、楽しく演奏とお話をさせていただきました。

 

終了後たくさんのアンケートを書いていただき、楽しんでもらえたことが伺えホッとしました。これもひとえにスタッフの皆様が盛り上げてくださったお陰です!

 

普段はコンサートの裏方としてコンサートが盛り上がるようあれこれ考える立場ですが、今日は演奏する側として、コンサートは一人で作るものではなくスタッフはじめ会場の皆さんと作るものだということを、あらためて学ばせていただきました。

 

駅ホームでお迎えいただき、お昼をごちそうになり、お土産になんと備前焼のグラスをペアでいただき(ギターストラップとお花もいただきました)、何だか竜宮城でおもてなしいただいて帰ってきたような気分です。

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元宝塚歌劇団星組 葉枝梨さんバースデーコンサート出演

6月12日(日)、エスタシオン・デ・神戸という豪華ホテルにて開かれた、元宝塚歌劇団星組の燁明(よう あきら)さんこと葉枝梨さんのバースデーコンサートのイベントに少しだけ出演させていただきました!

 

葉枝梨さんは宝塚を退団されてからドイツ人のパートナーさんと結婚されて渡欧され、以来ステージからは離れられていたそうですが、もう一度娘のステージが見たいとのお母様からのたっての希望で30数年ぶりにショーを開催されたとのことです。

私が出たのは「アルジェの男」の劇中歌でした。この曲はギターが必要ということで、FB友達の南部さんからお声かけいただき白羽の矢が突き刺さったというわけでした。

 

燁明(ようあきら)元宝塚歌劇団星組 葉枝梨のブログ https://ameblo.jp/eri-yo-akira/

 

宝塚歌劇団OGの燁明 壮絶な病を克服 元気の源は「子どもたちの太陽でありたい」との思い

https://onl.tw/3NET813

 

葉さんはジャニーズのグループ「Sexy Zone」のマリウス葉さんのお母様だそうで、会場に家族連名でのお花がありました。

コンサートは本当に30数年振りとは思えない歌声、立ち居振る舞いで素晴らしかったです!

またゲストに元星組トップスターの紫苑ゆうさんも友情出演され、お二人の共演のコーナーもあり、拍手喝采でした!

 

今回のショーを実現するにあたってお母様の望みと紫苑ゆうさんの励ましが大きな原動力だったそうで、葉さんからお二人への感謝の言葉では私も胸がジーンとしました。

こんな素敵なバースデーライブに同席させていただき、大変光栄なひと時でした!メチャメチャ緊張しました!!

西脇市・BBギャラリーコンサート

先日、西脇市にオープンした私設ギャラリー「BBギャラリー」でコンサートをさせていただきました。

こちらは元は小松原さんという美術家の方のアトリエだったところを改装して作られたギャラリーで、これから様々な文化的な拠点としていろんな人に訪れてほしいと、時々はミニコンサートなども開催される予定で、私は第2弾として出演、アトリエのほうで演奏させていただきました。

今回集まられた方々も文化的な取り組みをされている方々で、さながら芸術サロンのような雰囲気でした。

ギターリサイタル2022開催!

久しぶりのブログ投稿です。

すでに1週間以上が過ぎましたが、去る1月29日(土)に、三木山森林公園音楽ホールにて私のギターリサイタルを開催しました。

2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大によって、私のギター演奏活動も大幅に活動を縮小していましたが、今回3年ぶり(正確には2年と3か月ぶり)にリサイタルをやろうと思い切って計画しました。

開催日が近づくにつれ第6波の感染者数が増えていき、心配の中で当日を迎えましたが、久しぶりの三木山森林公園の音楽ホールは、やはりとても響きも良く、気持ちよく演奏できました。

こんな中でも90名近くの方にお運びいただき、本当にありがたかったです。

終了後もいろいろと感想をいただき、またこれからも頑張ろうとあらためて気合も入りました。

お越しいただいた皆様、またいろいろと差し入れを下さった方々、またスタッフに感謝です!

 

次回は2023年1月7日(土)で予定しています!

なお、当日の録画をyoutubeにアップしていますので、よろしければご覧下さい。

 

https://youtube.com/playlist?list=PLuSdgpc6aV3uY-GkV17pugcwybh_64dgc

教会クリスマスキャンドルサービス

昨年に続き、今年のクリスマスイブも三木教会のクリスマスキャンドルサービスでギター演奏と伴奏をさせていただく機会をいただきました。

家山牧師の聖書のお話の合間に歌う讃美歌の伴奏と、前奏、後奏を演奏しました。

自分のコンサートとはまた違った緊張感で身が引き締まる思いです。

暖かい雰囲気と良いお話を聞いて心ほっこり。素敵なクリスマスイブでした。

絵本と音楽のライブツアー2019

今年も三木市内の3館ある図書館を巡回して行う「絵本と音楽のライブツアー」が無事終わりました。

それぞれの館で事前申し込みがたくさんあり、このツアーもずいぶんと定着してきたように手ごたえを感じました。

今年は筒井 頼子/作、林 明子/絵「はじめてのおつかい」、ますだゆうこ/文、竹内通雅/絵「えらいえらい!」、工藤ノリコ/作「ノラネコぐんだんパンこうじょう」、マーガレット・ワイズ・ブラウン/作、レナード・ワイスガード/絵、内田也哉子/訳「たいせつなこと」の4冊を披露。

音楽は今年は私の作曲だけでなく、ピアニストの藤田紀子さんの作曲作品もあり、バラエティ豊かなステージをお届け出来たのではないかと思います。

 

11月3日(日)青山図書館

 

11月4日(月・祝)吉川図書館

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ギターリサイタル2019終了

今年のリサイタルは神戸が10月5日、三木が10月13日と例年より少し早い時期に開催しました。

いずれの会場も、ご参加いただいた皆様には本当にありがとうございました。

特に13日三木のほうは、前日に台風が日本上陸し、前日に予定されていたイベントは中止、延期になったものもかなりあったようで、ヒヤリとしました。コンサートの日は特に午後から天候も良くなって、森林公園のロケーションも素晴らしいものになりました。

 

第一回三木市緑が丘「学校ごっこ」でレクチャーコンサート「ギターの魅力」実施

8月4日(日)の午前中、三木市立緑が丘小学校で開催された地域つながりイベント「学校ごっこ」で、レクチャーコンサート「ギターの魅力」授業を、フォークバンドLadyBugの松崎正さん、カフェOTTOの浅野清志さんと共に行いました。

まずは私がギターの歴史を演奏を交えて簡単に紹介し、次に松崎さんが最も簡単なコード弾き語りのレクチャーをされ、最後に浅野さんがアンプとエフェクターを通したエレキギターの音色の変化を紹介された後にエレキのリードギター+フォークギターとクラシックギターのリズムギターで2曲演奏して授業を締めました。

お二人の協力に感謝し、また受講された方々にもご静聴感謝します。

授業前には全員でラジオ体操をしたり、終わってからは2時間目にドローン空撮の授業を受けたり、先生と生徒を体験して楽しませていただきました。

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クラシックギター発表会2019~春~

ここのところ長らく教室の発表会ができていなかったので、今回久しぶりの開催となりました。

今回は6名+αの方が出演され、ソロ、二重奏、そして最後は合奏を行いました。

合奏は昨年の夏に練習を行って以来、ようやくの発表の機会をつくることができ嬉しく思います。

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スプリングフェスト@653cafe(ロッコウサンカフェ)

2019年ゴールデンウィーク終盤の5月5日、六甲山上にある653cafe(ロッコウサンカフェ)にて開催された屋外イベント「スプリングフェスト」にて、ギターを演奏させていただきました。

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兵庫陶芸美術館ワンコインコンサート出演

4月28日(日)、篠山市今田町の兵庫陶芸美術館の「ワンコインコンサート」の企画で、ギター演奏をさせていただきました。

ご予約いただいた方、飛び入りで参加された方、あわせて70名以上の大勢の方にご参加いただきました。

今回はとても良く響くホールで、演奏は生音、トークも生声でした。

途中休憩をはさんでの1時間半強のコンサートでしたが、最後までお付き合いいただきましたお客様、またスタッフの皆様に感謝します。

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午後のギターコンサート@旧玉置家住宅

3月31日(日)、三木市の国指定文化財である旧玉置家住宅でギターコンサートを開催しました。

今回13:00からと15:00からの2回に分けて開催しましたが、おかげさまで両回とも満席となり、お越しいただきました皆様に感謝します。

玉置家のカフェに出していただいたコーヒー、和田雅代さんのお菓子とも好評で、春の午後を彩っていただきました(ちょっと途中小雨が降ったり、風が冷たかったりはしましたが)。

 

<13:00からの部>

 

<15:00からの部>

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ティータイムコンサート@カフェルーエ

これまで数度発表会などでお招きいただいた神戸市西区でピアノ教室を主宰されている梶谷さんのご紹介で、このたび神戸市西区糀台にあるカフェルーエさんにて演奏させていただきました。

今回は初めての入替制2回(13:30~/15:30~)に挑戦。それぞれコーヒーとお菓子付で1時間のコンサートでしたが、カフェルーエさんの常連のお客様を中心にたくさんの方にお越しいただけ、2回とも満席となりました。

いずれの回も終わった後にいろんな方とお話ができたのも、楽しい一時でした。

カフェルーエの柳瀬さんご夫妻には何かとお世話になりました。ありがとうございました!

リサイタル2018が終了しました!

今年も11月17日(土)三木山森林公園音楽ホール、12月2日(日)神戸・ロッコーマンホールと、2会場でリサイタルを開催しました。

特に今年は5回目を記念してCDも作り、「CD発売記念」と銘打っての開催で、1年以上かけて準備を行ってきました。

おかげさまで三木は約120名、神戸は40名、合計約160名と、たくさんの方にお運びいただくことができました。お越しいただきました皆様ありがとうございました!

そしてCDのほうもたくさん買っていただきまして、サインもさせていただきました。自分の人生でこのような経験をすることができるとは、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

まだまだ未熟なところだらけですが、これからも頑張って精進していきたいと思っています。

来年はまだ未定ですが、新たなチャレンジもしていければと考えています。

 

11/17三木の様子

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1st CD「REMEMBRANCE」を発売しました!

私、小巻健の初めてのCDアルバムが本日発売日を迎えました!

と言いましても、自主制作で10月半ばに手元に納品されていましたので、すでに買っていただいた方もいらっしゃいますが(笑)

 

このCDを作ろうと計画したのは、昨年2017年の春頃。

4年前に初めての森林公園でのリサイタルを行った際に動画撮影していただいたSCIREの山田勇人君に相談を持ちかけたのが、製作のスタートでした。彼は私の初リサイタルの直後に映像クリエイターとしての個人事業を立ち上げられ、以後、三木市を拠点に様々な素晴らしい仕事をしてきておられます。初リサイタルの後、彼から「次はぜひCDも作りませんか」と声をかけてもらったのがずっと頭の片隅に残っていたのですが、今回、自身の5回目のリサイタルに合せて作ってみよう!と思い切って実行しました。

 

CDを作るにあたっての私のイメージは2点。ひとつはなるべく自然な音響で作りたい、そしてもうひとつは何かテーマを持った作品を作りたいということです。

 

まず録音は、このたび贅沢にも三木山森林公園音楽ホールで全曲録音を行いました。試しにテスト録音をしたのが昨年8月でしたが、ちょうどセミの声が大音量サラウンドで録音物に収められてしまい、録音期間はセミの声がない時期ということで翌年の6月までに全録音を終了することが決定。夕方になるとカラスの鳴き声がホールに響いたり、天井に木から何か落ちて当たる音がしたり、冬場は暖房を入れているとパチンパチンという音が響いたり・・・と、自然な音響にずいぶん悩まされながら(笑)約2か月ごと計6回で15曲を録音しました。

 

そして作品テーマですが、これは最初からはっきりと固まっていたわけではなく、録音しながら徐々に絞っていきました。

決定的だったのは、ジャケット写真をどうするかを決めた時でした。特にイメージのないまま録音だけが進んでいきましたが、今年の3月末、桜満開の中を事務所から市役所へ歩いて向かっていた時、古い商店街から坂を上ったところで目に入った古びた木造校舎とその横にある大きな桜の木・・・そうだ、ここだ!と閃きました。ここは三木城跡公園から上の丸神社を抜けたすぐにある、旧三木女学校跡の建物で、数年前までは埋蔵文化財の展示をしていたのですが、隣の図書館が「みき歴史資料館」になって展示品がそちらに移動して以来、がらんとしてしまって、来年度以降の取り壊しを待つ身となっている建物です。

上の丸のこの辺り一帯は、私が子供時代を過ごした思い出の場所で、趣のある校舎がなくなってしまう前に収めておきたいと思い、桜が満開の時期を狙って山田君に撮影していただきました。木造校舎とギター、同じ「木」の温もりと味わいを感じる共通点もあり、非常に素晴らしいジャケット写真を撮っていただきました。

私自身の子供時代の思い出深い場所、そしてここで学んだ経験のある方々にとってもきっとたくさんの思い出が詰まった場所・・・そうしたことを考えていくと、たまたま録音した曲の中にあった「思いで」という曲が、別の意味合いを持ってきたように感じ、同曲の英語タイトルが「REMEMBRANCE」(記憶)・・・そうだ、“REMEMBRANCE”を今回のCDのテーマにしよう!と決めた瞬間、これまで録音してきた曲にひとつの芯が通ったように感じました。

「思いで」と「さようなら」は、私の大好きな小説『夏の庭The Friends』の映画化にあたって作曲されたサウンドトラックからの音楽で、古びた廃屋に住む老人と3人の少年の「命と成長」の物語。そして武満作品の「ギターのための12の歌」からは、きっとこの校舎で過ごした生徒も昔好んで聴いたり歌ったりされていたであろう曲を4曲。また太平洋戦争時にまつわる「一億の祈り」(映画『火垂るの墓』)、「Merry Chiristmas Mr. Laurence」(映画『戦場のメリークリスマス』)は、ちょうどこの建物と同時代の、忘れてはいけない記憶を呼び覚まします。校庭の桜の木からは日本古来の「さくらさくら」の素朴なメロディーを想起させます。

そして最後には私が作曲した初のギター作品「いつかの記憶」。割と地味な曲ですが、収録するには結構勇気が要りました(笑)。元々は2016年に図書館で行われた「絵本と音楽のライブ」の時に上演した『たね どんどん』(延原清子作、せしようこ絵)のために作曲した音楽だったものを、エンディングの部分のメロディーをギターソロ用にアレンジし直したのですが、この物語に出てくる主人公の「たね」が、自分が生まれたさびしい岩山を飛び出し旅をして最後に辿りついた所が、どこか懐かしい記憶のある場所だった・・・というストーリーから、CDのテーマにも合わせて曲名を「いつかの記憶」としました。「いつか」は過去であり、また経験していない先の記憶のフィードバックかもしれない・・・なんていうことを想像しながら、ジャケット写真を見ると、まるで桜の木が「たね どんどん」の木にも見えてくるのが不思議です。「絵本と音楽のライブ」に関わらせていただき今年で4年目となりますが、作曲するきっかけとなったこの企画にこれからも関わり続けることで、また自分の幅も広げていきたい、いずれは自作曲でCDを作れたらいいなあ、なんて妄想も膨らんでいます(笑)

 

・・・と書き出すときりがないのですが、とりあえず現時点の私の到達点と「私らしさ」が出せたCDになったのではないかと自負しています。聴いて下さった方が良かったなと思っていただければ幸いです。

 

最後に、録音・撮影・ミキシング・マスタリング・デザイン・入稿まで全て一人でやっていただいた山田勇人君に感謝。素晴らしいセンスの持ち主で、彼の存在がなければこのCDは出来ませんでした。

 

 

みなさん、ぜひ買って下さいね!!

 

 

小巻健1st CD「REMEMBRANCE」2,000円(税別)

販売は演奏会会場か、もしくはこちらから注文できます→https://mailform.mface.jp/frms/takeshikomaki/jbz8ljozwth5

第28回西区母親大会へ出演させていただきました。

10月28日(日)に、神戸市西区狩場台の集会所で開催された「第28回西区母親大会」で演奏の機会をいただきました。

メイン講演の本庄豊先生は、近年日本の戦争孤児の実態と体験談をまとめる活動で執筆やテレビ出演などをされておられ、演題は「なぜ、今”道徳”」でしたが、その中にも戦災孤児だった方が語る今の話なども交えておられ、はっとさせられることが多くありました。そしてたまたま私が演奏した中の曲にもそのまま当てはまるテーマでしたので、私自身も大変勉強になりました。